株価暴落も!不祥事が引き起こす悪影響とその対処法とは?
不祥事が起きてしまった企業で、株価が暴落しているというニュースを耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
株式が暴落し資金調達面などでの悪影響があることはもちろん、不祥事が起きてしまうとイメージ低下による単純な業績悪化などにつながってしまう可能性もあります。
今回はそんな株価暴落をはじめとする企業不祥事の悪影響とそのための対策についてご紹介していきます。
目次
1. 不祥事は株価暴落を引き起こす?
冒頭でもご紹介したように、企業が不祥事を起こしてしまうと、それにより顧客や取引先などからの信頼を失うことにつながったり、場合によっては対処のためにサービスの提供を停止したりと、業績が悪化する事態へとつながる可能性があります。
企業活動に大きな影響を及ぼすことになりますが、そのリスクのひとつとして、株価の暴落も挙げられるでしょう。
1-1. 株価暴落が招く影響
不祥事によって株価が暴落してしまうと、発行金額も低くなり、株式発行によって得られる資金も大きく低下してしまいます。
また、銀行に株価暴落を受けて業績不振と判断され、融資を打ち切られてしまうこともあるでしょう。
また、会社の価値となる株式が暴落している間に、他社によって企業が買収されてしまうという可能性もゼロではありません。
1-2. 不祥事によるその他のリスク
不祥事を起こし信頼を失ってしまうと、業績面でのリスクだけでなく、人材確保の面でも影響を受けてしまいます。
イメージ低下により就職希望者が減少してしまい、優秀な人材の確保が難しくなることはもちろん、会社への不信感や経営への不安から退職者が出ることも考えられるでしょう。
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2. 不祥事の主なパターン
企業で起こり得る不祥事には、いくつかのパターンがあります。
ここでは、代表的なものをご紹介します。
2-1. 情報漏洩
まず、企業の機密情報の漏洩です。
従業員や元従業員による持ち出しや、間違えて送信してしまったなど人為的なミス、外部からの不正アクセスなどその原因は様々ですが、特に顧客の個人情報の漏洩などは信頼を大きく損ねてしまうような事態に発展するでしょう。
2-2. 不正会計や横領など
脱税や粉飾決算のような不正会計や、従業員による横領・企業の備品などの盗取というパターンもあります。
不正会計はもちろん大きな不祥事として取りざたされるものですが、従業員による横領も会社への直接的な損害だけでなく、株主や取引先などのステークホルダーにも影響を及ぼす可能性があり、厳しい追求と処分が必要になるでしょう、
2-3. 従業員の不適切な行動や犯罪
SNSなど、インターネットが発達している現代で多く見られるのが、SNS上での従業員の不適切な言動です。
また、従業員が外部で犯罪行為を行った場合には、報道やネット上の情報により勤務先が分かってしまえば企業そのものの評判に関わる不祥事にもなり得るでしょう。
3. 不祥事の原因と予防策
ご紹介したような不祥事が起こってしまうのには、
- ヒューマンエラー
- ガバナンスやチェック体制の整備不足
- 法令を理解していない
- 悪意のある不正な動機
など、様々な原因があります。
原因の中には、以下のような企業での取り組みによって予防できるものもあるでしょう。
3-1. 予防策①社内研修やルールの制定
まず、例えば社内機器の持ち出しやSNSの投稿内容の規制など、社内でコンプライアンスや情報管理に関するルールをしっかりと定めることです。
ルールの策定とともに全従業員に定期的なコンプライアンス研修を行うことで、よりルールの必要性を周知することができ、意識を高めることができるでしょう。
3-2. 予防策②内部通報制度
不正行為などがあった場合に迅速に発見・対処できるよう、内部通報制度を導入するのも効果的です。
公益通報の要件を満たせば公益通報者保護法により通報者に対する不利益な待遇(解雇など)は禁止されることも合わせて周知し、従業員を守る意味でも安心して内部通報を行えるような環境を整えましょう。
3-3. 予防策③監査の実施
コンプライアンス強化のために、上場企業でなくでも内部監査や外部監査を行うのも良いですね。
特に実際に不正行為が発覚した際などは、事実や原因を確認し再発を防止する意味でも外部監査を実施することをおすすめします。
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4. 不祥事発生時には対応も重要
不祥事は発生させないことが一番重要ですが、万が一何らかの不祥事が起きてしまった場合に備えて、発生時の対処の重要性も理解しておく必要があります。
対処を誤れば、二次被害や更なる炎上などにつながってしまう可能性もあるでしょう。
対処時の流れとそのポイントは、以下の通りです。
4-1. 事実確認と謝罪
まず、被害者となる人物がいる場合にはその人や、株主などのステークホルダーに対して、謝罪や情報開示が重要です。
しかし、事実関係を理解しないままただ謝罪を行っても、逆効果となる場合もあるでしょう。
まずは、しっかりと事実を調査し、確認した上で、発生の経緯や対策などの情報開示と謝罪を行いましょう。
4-2. 再発防止策の検討・公表
原因を究明できたら、再発を防止するための防止策を検討し、適切に実施して行きましょう。
再発防止は企業にとってももちろん重要ですし、防止策を公に発信することで信頼の回復にもつながります。
4-3. 専門対策会社への依頼
下がってしまった企業のイメージを回復するのは、とても難しいでしょう。
SNSが普及している現代では不祥事が大きく拡散され、炎上や風評被害を招いてしまう可能性も大いにあります。
そんなリスクに対処し、再発防止をより効果的に行うには、インターネットトラブルや風評被害に関する専門の対策会社に依頼するのがおすすめです。
迅速にイメージ低下の原因を根本から対策し、またリスクに対する監視などの施策を行ってくれるでしょう。
5. 不祥事などの風評被害対策は「ブランドクラウド」へお任せください
不祥事を起こしてしまった場合、売上低下やイメージダウンによる風評被害など、企業の経営に大きく影響することもあります。
株価暴落もその影響のひとつで、不祥事への対処は非常に重要になるでしょう。
そういったトラブルに備えておきたいと考えている方は、ぜひ弊社「ブランドクラウド」にお任せください。
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また、不祥事とともに企業について検索をしたり、SNSなどで情報が拡散されたりといったことがあると、インターネット上の様々な場所に悪影響を及ぼすような情報が大きく広がっていきます。
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まとめ
今回の記事では、株価暴落など様々な悪影響を引き起こす不祥事について、その予防や対策を詳しくご紹介しました。
不祥事の原因には色々なものがあり、日ごろからの予防策はもちろん万が一の際の対処も株価暴落を引き起こさないためには大切です。
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