マイナスブランディングにならないために!失敗事例やブランディングのポイントを解説
企業がブランドの価値を高め、他社との差別化を図るためにブランディングは欠かせません。
しかし、ブランディングの内容や手段を間違えば、マイナスブランディングになってしまい逆効果を及ぼしてしまう可能性もあるでしょう。
今回はマイナスブランディングになってしまわないために、知っておきたいブランディングの失敗事例やポイントをご紹介します。
目次
1. そもそもブランディングとは?
そもそもブランディングとは何かというと、企業そのものや企業の商品・サービスのイメージや価値ともいえる「ブランド」を形成し、ユーザーに企業や商品の独自の価値を伝えるための取り組みのことを指します。
ブランディングは市場が広がり、競争が激化する中でユーザーからの認知度を高め、他社との差別化を図るために非常に重要になるでしょう。
1-1. マーケティングとの違い
ブランディングと混同しやすい言葉に、マーケティングがあります。
マーケティングとは、商品やサービスを効率的に販売するための、宣伝や販売促進活動のことを指します。
ブランディングによりブランドがしっかりと確立されていればマーケティングもターゲットを明確にしながらより効果的に行うことができるでしょう。
ブランディングとマーケティングには、深いつながりがあるということですね。
1-2. ブランディングの種類
ブランディングは、大きく分けて次の3つの種類に分けられます。
インナーブランディング | ・社内に対して行われるブランディング・社内で企業理念やビジョンを共有し、社外へのブランディングに統一感とモチベーションを持たせるために行われる |
アウターブランディング | ・ユーザーや取引先に対して行われるブランディング・自社ブランドの認知度向上や競合との差別化のために行われる |
リブランディング | ・ブランド再生・変更を目的としたブランディング・時流に即した新たなブランドイメージの形成のために行われる |
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2. マイナスブランディングに注意!主な原因は?
ご紹介したように、ブランディングは企業認知度拡大や中長期的な利益獲得のために非常に重要です。
しかし、失敗してしまえば逆にマイナスのイメージを持たれてしまうマイナスブランディングになってしまう可能性もあるでしょう。
マイナスブランディングになってしまわないために、ブランディング失敗の主な原因を知っておきましょう。
2-1. ユーザーの期待や信頼を裏切ってしまう
まず、ユーザーからの期待や信頼を裏切ってしまうことです。
例えばより身近なイメージを持ってもらうために価格帯を下げる、といったブランディング施策を行うことで、これまで上質で高価なイメージからブランドを支持してくれていたユーザーの信頼を下げてしまうという可能性もあるでしょう。
また、広告の打ち出し方に問題があり誇大広告だと感じられてしまい、新たなユーザーを獲得できないという可能性もあります。
2-2. 企業のモラルなどが問われる行為
ブランディングを効果的に行いたいからといって、競合を攻撃するような発信をしたり、自社商品の押し売りのような施策をとってしまうと、ユーザーから「モラルがない」「企業の人間性に問題がある」と判断されてしまいかねません。
あくまでブランド価値はユーザーが決めるものであるということを、忘れないようにしましょう。
2-3. ブランディングの失敗事例
参考に、実際の企業の失敗例も見てみましょう。
例えばある大手の小売メーカーでは、食品メーカーへのリブランディングのためにこれまでの定番商品から外れた多様な商品の販売を始めました。
しかし、従来のイメージが強かったことと以前からのユーザーの不信感もあり、結果的に在庫を抱えてしまう事態となってブランドイメージを悪化させることになってしまいました。
このように、自社ブランドの強みを理解していないことが根本の原因になることもあります。
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3. ブランディングで注意すべきポイント
それでは、ブランディングを成功させるためにはどうすればよいのでしょうか。
ブランディングを行う際に注意しておきたいポイントが、次の4つです。
3-1. 成果が出るまでには時間がかかる
まず、頭に置いておきたいのがブランディングの成果が出るまでには時間がかかるということです。
すぐに結果を出そうと無理な施策を行うのではなく、中長期的な視点で効果的に目標達成を目指していきましょう。
3-2. 発信には一貫性を持たせる
ブランディングの施策として様々なメディアなどで発信を行うことになりますが、コンセプトやキャッチコピーなど、すべての発信・施策で一貫性を持たせることも非常に重要です。
ブランドを正しく広げるためには、ターゲットとなる層や一貫したメッセージを意識して発信を行いましょう。
3-3. ユーザーとのコミュニケーション
前述したように、あくまでブランドの価値を最終的に決定するのはユーザーです。
そのため、ユーザーからの客観的な意見を受け入れ、ブランディングの問題点を理解することが重要です。
SNSなどユーザーとのコミュニケーションツールを有効に活用し、ユーザー目線でのブランディングを行いましょう。
3-4. 定期的に分析と改善を行う
ブランディング施策は長期的に行っていくため、定期的に成果の分析と施策の改善を繰り返していきましょう。
認知度がどの程度向上しているか、どのような認知がされているかを調査し、ブラッシュアップを続けることでより効果的なブランディングにつながります。
4. 企業価値向上・評判改善はブランドクラウドにお任せください
マイナスブランディングを避け、ブランディングによって企業価値を高めたいという場合には、専門的な知識のある会社に依頼するのもおすすめです。
ノウハウを持つ会社にブランドイメージの向上を目指した施策を依頼したいと感じた方は、ぜひ弊社「ブランドクラウド」にお任せください。
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ブランドクラウドのサービスでは企業・製品・サービスの「ブランディング」「評判改善」「認知度向上」を大きなポイントとしており、ブランド周知のための総合的な戦略のご提案や運用を行うことはもちろん、ブランディングの効果を科学的なアプローチにより効果的に測定し、分析することが可能です。
また炎上など、ブランド戦略を実施する過程のトラブルでブランドイメージが低下してしまうという可能性もゼロではありません。
そういった場合には、自社ブランドのポジティブな認知度を向上させるために、まずインターネット上のネガティブなイメージを改善することも重要です。
ブランドクラウドではそういったリスクをAIにより分析し、風評被害へのリスクを根本から対策いたします。
ブランドイメージの向上やネガティブなイメージの改善にお悩みの方は、ぜひ一度ブランドクラウドにご相談ください。
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まとめ
今回の記事では、マイナスブランディングを避けるために、ブランディングが失敗してしまう原因や実際の事例、またブランディングを行うためのポイントを詳しくご紹介しました。
ブランディングは市場競争力を高め、マーケティングを効率よく行うためにも重要な取り組みです。
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