風評被害対策に役立つ逆SEOとは？そのやり方から注意点まで解説！

検索結果の順位を上げる施策である「SEO」とは逆に、検索順位を下げるための「逆SEO」という施策があることはご存じでしょうか？

逆SEOは、風評被害などを受けた場合の自社イメージの低下に対する対策のひとつとして、企業を守るために活用されることもあるものです。

今回はそんな逆SEOについて、その目的ややり方から注意点まで解説していきたいと思います。

1.　逆SEOとは？

一般的に「SEO」は、自社のWebサイトなどの検索エンジン上での表示順位を上げるために行われる施策です。

対して「ネガティブSEO」「リバースSEO」とも呼ばれる逆SEOは、対象のサイトの表示順位を下げるために行われます。

1-1.　逆SEOを行う目的

逆SEOの目的は、風評被害や誹謗中傷から企業を守るということにあります。

誹謗中傷など、企業や商品・サービスのイメージの低下につながるようなコンテンツの表示順位を下げることで、企業名や商品名で検索したユーザーの自社に対するイメージ悪化を防ぐというということです。

SNSをはじめインターネットが発達し、すぐに情報が拡散されてしまう現代では、ネガティブな情報はより拡散されやすく、放置することで多くのユーザーからのイメージ低下につながり企業活動に影響を及ぼす可能性もあります。

そういった事態を防ぐための方法のひとつとして用いられるのが、逆SEOですね。

2.　逆SEOのやり方

それでは、逆SEOは実際にどのようなやり方で行われるのでしょうか。

その主なやり方をご紹介します。

2-1.　自社のサイトの検索順位を上げる・維持する

まず、対象となるサイトよりも自社のサイトの順位を上げることで、結果的に対象サイトの順位を下げ、ユーザーへの露出の機会を減らすということです。

例えば企業・商品への評価として誹謗中傷を書き込んでいるサイトなどは、企業名や商品名にプラスして「口コミ」「評判」などのワードで上位表示されていることが多いでしょう。

こういった該当のキーワードでの自社サイトの検索順位を上げるため、「口コミ」であればユーザーからの口コミを集めたページを作成するなど、そのキーワードに適したコンテンツを作成し、SEO対策により上位表示を目指します。

また、逆SEOの効果を保つために質の良いコンテンツを作り、上位表示を維持することも重要ですね。

2-2.　別のサイトを作成する

より逆SEOの効果を高めるために、例えば商品・サービスに関するサイトなど、別サイトを複数作りすべての検索順位を上げるというやり方もあります。

もちろん逆SEOのみに活用するサイトではなく、自社のサービスの認知度を高めたり、集客につながるサイトを作成できると良いですね。

質の高いサイトを作り、ユーザーにとって有益なコンテンツであれば、結果的に検索順位を上げる・維持することにもつながるでしょう。

3.　逆SEOの注意点

企業を守るために行われる逆SEOですが、逆SEOには次のような注意点も存在します。

3-1.　ペナルティを受けてしまうような手法は避ける

逆SEOのやり方の中には、効果はありますが検索エンジンのガイドラインや法律に違反してしまい、良くないやり方もいくつかあります。

検索エンジンなどからペナルティを受けることもありますので、以下のような方法は避けるようにしましょう。

• 対象サイトのコピーサイトを複数作成することでスパム認定させる
• 低品質なサイトからの被リンクを送る
• 有害なリンクを送りウイルスに感染させる

3-2.　効果が出るには時間がかかる

逆SEOは、効果が出るまでに時間がかかり、即効性のある方法ではありません。

また、効果が出たとしてもそれを維持する必要があるため、検索順位の維持や対象サイトの状況把握など、適宜分析し改善を行っていくことが重要になり、自社内で行うには専門の知識はもちろん、時間や手間もかかります。

3-3.　逆SEO対策は万能ではない

風評被害対策として行われる逆SEO対策ですが、検索エンジンのアルゴリズムは日々アップデートを重ねており、従来の逆SEO対策では対策難易度が高く、対策として万能ではないというデメリットもあります。

そこで弊社「ブランドクラウド」では、逆SEOという手法ではなく、米国発の技術ORMを利用した対策により成功率の高い施策を行っております。

誹謗中傷対策をより効果的に行いたいという方は、ぜひお任せください。

4.　もしも逆SEOを受けてしまったら？

検索エンジンのアルゴリズムの変更など、要因がなく突然順位が下がった……という場合、ライバル会社などから自社のサイトが逆SEOの被害を受けているという可能性もゼロではありません。

ここでは、そういった場合の対処法をご紹介します。

4-1.　被リンクの確認・否認

まずは、低品質なサイトからの被リンクがないかどうかを確認しましょう。

Googleサーチコンソールを活用することで自社サイトの被リンクの状況が一覧で確認できるため、もしも不適切なリンクが確認できた場合には手動の申請やリンク否認ツールなどを用いてリンクを否認しましょう。

対策のためにも、被リンクの確認は定期的に行うと良いですね。

4-2.　品質の高いコンテンツを提供する

日ごろから品質の高いコンテンツを提供することを意識し、コンテンツの作成やリライトを行うことで、自社サイトのドメインパワーを向上することができます。

ドメインパワーが向上すれば、より上位表示しやすく、逆SEOに対するリスクを抑えることができるでしょう。

4-3.　専門家に相談する

逆SEOを受け、風評被害などによる悪影響が出てしまった場合には専門家に相談すると良いでしょう。

名誉棄損にあたる誹謗中傷など、法的な問題が生じた際には弁護士に相談するのも有効ですが、インターネット上での風評被害を根本から解決したい・再発を防止したいという場合には、専門の対策会社に依頼するのがおすすめです。

専門の対策会社であれば、専門的な知識と経験により技術的な施策を行い、迅速により効果的な対策を行ってくれるでしょう。

5.　効果的な風評被害対策はブランドクラウドにお任せください

逆SEOは、企業を風評被害から守ることを大きな目的として行われます。

風評被害・誹謗中傷などのリスクから効果的に企業を守るためには、専門の対策会社に依頼することをおすすめします。

風評被害への対策のために専門対策会社の利用を検討していらっしゃるのであれば、ぜひ弊社ブランドクラウドが提供する「風評被害クラウド」をご利用ください。

「風評被害クラウド」では、Googleなどの検索エンジンをAIで監視する風評監視策により、迅速かつ正確に悪質な書き込みを発見することが可能です。

ネガティブな内容が拡散する前に対策できるので、被害の深刻化を防止できるでしょう。

また、風評被害による企業のイメージや信用低下を改善・防止するために、逆SEO対策ではなく、変容するインターネットのアルゴリズムに対応できる弊社ならではの施策を行っております。

このような成功率の高い施策や豊富なノウハウにより、インターネット上の幅広いトラブルから効果的に企業活動をお守りするのがブランドクラウドの特徴です。

風評被害が起きている場合、すでにインターネット上では様々な場所にその影響が広がっていることも考えられるでしょう。

このような様々なリスクを網羅的に調査できる無料調査も行っておりますので、まずはぜひ一度、お気軽にご相談ください。

まとめ

今回は風評被害や誹謗中傷から企業を守る対策のひとつとして行われる逆SEOについて、その詳しいやり方や注意点、さらに逆SEOを受けてしまった場合の対処法までご紹介しました。

逆SEOは自社やサービスのイメージ低下を防ぐために重要な施策のひとつですが、決して万能な方法ではありません。

より効果的に風評被害への対策を行いたいという方は、ぜひ弊社ブランドクラウドにお任せください。