企業SNSでは情報漏洩に注意すべき!漏洩した事例から原因と対策を学ぶ
情報漏洩、と聞くと、不正アクセスなどセキュリティ面でのトラブルが思い浮かびがちではないでしょうか。
実は情報漏洩はそういった外部攻撃だけではなく、内部でのミスが原因となるものが多いと言われているのです。
その原因のひとつとなるのが、マーケティングに活用している企業も多いSNSです。
今回は企業が注意すべきSNSからの情報漏洩について、その原因や対処法などをご紹介していきます。
目次
企業SNSには情報漏洩のリスクがつきもの
SNSは、コミュニケーションツールのひとつとしてはもちろん、企業のマーケティングや顧客とのコミュニケーションにも欠かせない存在として広く普及しています。
しかしそんな便利なSNSの活用には、情報漏洩のリスクがつきものであることも理解しておかなければなりません。
SNSは非常に拡散性が高く、また世界中の多くの人が利用しているため、もしも企業の情報が漏洩してしまえば大きな被害をもたらす可能性があるでしょう。
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企業SNSの情報漏洩の原因とは?
企業SNSから情報が漏洩してしまう主な原因としては、外部からの攻撃のほかに、従業員のネットリテラシー不足やSNS利用のガイドラインがないこと、また公式SNS運用時の確認不足などにより、公開してはいけない情報が投稿されてしまうというケースがあります。
また、中には従業員が悪意を持ってわざと情報を漏洩させるパターンもゼロではありませんね。
具体的にはどんな風に情報が漏洩してしまう可能性があるのか、実際の事例も見てみましょう。
実際の情報漏洩の事例
例えば、実際にあった情報漏洩の事例には以下のようなものがあります。
・休憩中にデスク上のお菓子の写真を投稿したところ、企業名や機密情報が記載された書類が映り込んでしまっていた ・家族に未発表の情報を話してしまい、その家族のSNSアカウントに投稿されてしまった ・公式SNSの投稿日時を誤り、マスコミ解禁前など予定していた公開日時より前に公開してしまった ・アルバイトの従業員がプライベートで来店した有名人の情報をSNSに投稿してしまった |
SNSからの情報漏洩が企業に与える影響
それでは、ご紹介した事例のようにSNS投稿がきっかけで情報漏洩してしまった場合、企業にとってはどのような影響があるのでしょうか。
イメージ低下につながる
まず、「情報漏洩を起こした企業」「従業員への教育ができていない企業」といったイメージがついてしまうということです。
イメージが低下したことにより顧客が離れ、売上の低下につながってしまうこともあるでしょう。
信頼が低下する
情報漏洩は、ユーザーだけでなく、取引先や銀行などの関係者からも不信感を持たれることにつながります。
取引先からしても、自社の情報まで漏洩するリスクのある企業と友好的に取引を続けたいとは思わないでしょう。
最悪取引や融資の停止、株価下落などに発展する可能性もあります。
採用に影響する
企業イメージが低下すれば、就職希望者も集まりにくく採用面でも悪影響を受ける可能性も大いにあります。
また、企業に不信感を持った従業員や情報漏洩による問い合わせやクレームの対応が負担となった従業員などが離職してしまう可能性もあり、優秀な人材を確保することが難しくなるでしょう。
人材が確保できなければ、事業の成長はもちろん、建て直しも困難になってしまいます。
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SNSからの情報漏洩を防ぐ対策法
情報漏洩を防ぎ、安定した企業活動を行うために、公式アカウントや従業員の個人的なSNS運用に対して、事前に次のような対策をしっかりと行っておきましょう。
従業員への教育
まず、従業員に対して情報漏洩のリスクと自社情報の取り扱いについての教育を徹底するということです。
実際の事例なども交えながら情報漏洩とSNS利用の危険性、また投稿時に注意すべき点などを教育し、セキュリティ意識を高めていきましょう。
SNS利用のルールを定める
情報漏洩や炎上を招いてしまわないよう、SNSの利用にガイドラインを設けるのも効果的です。
会社の情報に関してやプライバシーに関わる投稿をしてはいけないということはもちろんですが、近年では従業員の発言から企業全体の炎上につながることもあるため、差別的な発言など不適切な投稿に関してもしっかりとルールを定めておくと良いですね。
公式アカウントは複数人で運用する
公式アカウントを持つ企業も多いかと思いますが、企業のアカウントは属人化しないよう、複数人で運営を担当しましょう。
個人で行うと客観的な視点に欠けてしまう可能性もありますし、注意をしていてもヒューマンエラーによりミスが発生する確率も高まります。
必ず投稿の内容や日時は複数人でチェックし、ミスを防ぐようにしましょう。
SNS監視を行う
情報漏洩などのSNSリスクを軽減するために効果的なのが、問題になる投稿を拡散する前に発見・対応するためのSNS監視という方法です。
SNS監視は従業員による目視やツールを活用して自社で行うこともできますが、知識と人的コストが必要な上、目視では限界もあるでしょう。
SNS監視を対策のひとつとして行ってくれる専門の対策会社に依頼するのがおすすめですね。
SNS監視などのリスク対策はブランドクラウドにお任せください
企業SNSは今やマーケティングに欠かせないツールのひとつですが、常に情報漏洩やそれに伴う炎上などのリスクを抱えることにもなります。
企業を守るためにも、前述のSNS監視など、有効な対策を行うことでリスクに備えておきましょう。
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また、万が一SNSから情報が漏洩してしまえば、その高い拡散力から検索エンジンのサジェストなどさらに多くの人の目に触れる場所に広がっていることも考えられるでしょう。
このような様々なリスクを網羅的に調査できる無料調査も行っておりますので、まずはぜひ一度、お気軽にご利用ください。
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まとめ
今回の記事では企業においてインターネット上のリスクのひとつであるSNSからの情報漏洩について、その原因や事例、対処法まで詳しくご紹介しました。
現代ではSNSは、情報漏洩の一番の原因となっていると言っても過言ではありません。
しっかりと従業員に教育し、セキュリティ意識の高い企業として安定した活動を行いましょう。
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